ご経歴
氏名:山岡悠さん
年齢:23歳
出身地:高知県高知市
居住地:高知市在住
職業:WEBマーケター
よさこい祭りに参加したことは?
踊ったことははないです。小学校の運動会で5・6年生が踊るプログラムがあって、そこで踊ったのが唯一の私のよさこい体験です。
今年は、踊る方ではなくボランティアとして参加させていただきました。参加しようと思ったきっかけは、仕事を通じてよさこいについて調べていた時に、ちょうど普段私がお世話になっている菜園場商店街の中にあるゲストハウスの代表の人に誘われました。
ボランティアに参加してみて、すごく忙しくてほんとに疲れたんですけど、今までとみる景色と違うというか。結構本当に最後の最後までずっといたので、ばっと盛り上がった後の撤収作業とか見てたらすごい感動というか、”一瞬のためにみんな頑張ってたんだよな”みたいなところが、すごい心に残っています。
私が参加したのは昼から最後(撤収)までみたいな感じだったんですけど、最後の3日目の夜とかは本当にみんな盛り上がってて。ちょっとハイみたいな感じですごいですね、最後の最後って感じでみんな弾けていました。私ははじける暇もなく必死でした(笑)
給水所はお水のところもあると思うんですけど、私が行った菜園場商店街は、発明家(商店街の組合に入られている方)って呼ばれる有名な名物おじちゃんがいて、そのおじちゃんが「それじゃめんどくさいやろう」って、消防車の火消しみたいな感じでにホースで給水できるタンクみたいなのを独自で作ってくれて、それで麦茶を作ってました!そのタンクは2個あってかわるがわるそのホースから麦茶を注いでいました。他のところはやかんでお茶を入れるのが普通だと思います。
好きなチームやよさこいを通じて会ってみたい方は?
子どもの時から近くにある存在っていう感じで、よさこいを見るのが当たり前でした。
好きなチームはやっぱり有名な”とらっくチーム”が好きです。カラフルだし!毎年、形は一緒だけど、デザインが違うっていうので覚えやすくもあり、新しさもありで。
とらっくのオリジナリティーのあるところが好きです。見てても飽きないですよね。
よさこいの醍醐味はやっぱり踊り子さんの笑顔と個性あふれる衣装かなと思います。前後ろで隊列が変わった瞬間にパッて変わるのがすごい印象的でした。
会ってみたい方はダンサーの菅原小春さんっていう方がいるんですけど、よさこいきっかけに高知に移住して2拠点で活動しているっていうのを前に読んだことがあって、それで踊ってるんやったらちょっと会ってみたいなとか思ったけど、まだ会えたことないです(笑)
今後どんな形でよさこいに参加したい?
踊ってみたい気もするんですけど、年々熱くて体力的に自信がなくて。私は踊るというよりは見る方が好きかもしれないです。なので来年は違う競演場や演舞場でボランティアしてみたいなと思ってます。
演舞場は8~9くらいかな?割とある気がしますが、菜園場商店街とかそういうちっちゃいところは全部は来ないので、大手筋とか審査員がいるところは全チーム踊るんです。演舞場によってそこに来るチームは違うのでちょっと違うところでボランティアすると違うチームが見れるかなと思ってます。
あと、いつからか子供の頃から思ってるんですけど、地方車の上に乗って景色を見てみたいなっていうのがちっちゃい夢としてあります。
一番心に残っているよさこい祭りは?
心に残っているのは、コロナが明けて5年ぶりの開催ですって”ドドン!”って正式に開催されたのが去年なので、やっぱり去年のよさこいが一番心に残ってます。
今まですごい当たり前によさこいをずっと見てきたので、やっぱりよさこいがない年っていうのが5年も続くっていうのが今までの人生でなくて。やっぱりなんかこう、今まであったものがなくて、またできるとやっぱりすごい感動するというか今までちょっと寂しかった分高知に活気が戻って嬉しかったです。
あと、踊り子さんの笑顔とかを見た時にすごい楽しいなって、夏が来たなっていう感じがします。最近は結構子供たちが踊ってる姿とか見たらなんか自然とこっちも笑顔になれて楽しいなと思いますし本当に温かい気持ちになります。
よさこいを通じてひとの良さに触れたエピソードは?
ボランティアでしたときにお茶をみんなに配っていくんですけど、そこでお茶をありがとうって言って書道関連のチームの方がポストカードをくれたときがあって、ありがとうっていう文字も直筆だったのですごい嬉しくて、今も大切にとっています。まさに人の好さに触れられました。
ポストカードがすごい可愛くて。なんか種類もいくつかあって、他のスタッフにも書いてるんですけど他のメッセージ書いたやつとかもパパって配ってくれました。多分各演舞場回っていくので配ってるのかなっていう印象でした。
よさこいの魅力はなんだと思いますか?
私は結構テレビよさこいも大好きで、毎年何時にどのチームが出るかっていうのは大体チェックして見るんです。やっぱり知り合いも見つけやすいですし、時間がわかるので。
最近は上から隊列を流したりとか横からとか、実際に見るよりも角度がパパパって変わるのですごい見やすくていいのと、あと解説で結構そのチームの何周年ですとか、1回休んだけどまた今年始めますとか、コロナの後だったら結構このチームは医療従事者の方が多いですとか、色々聞かないとわからない情報が加わってくるので、結構生で見るのも好きですけど、いいところだけカットしてくれてたりするのでテレビで見るのも好きですっていうところです。
県外のチームはすごく衣装とか振り付けとかも揃えてきてて、やっぱりわざわざ来てくれるからにはどのチームも結構それなりに練習してるイメージがあります。
それはそれですごい綺麗なんですけど、やっぱり高知のチームは例えば高知大学の学生寮のチームとかすごい手作り感のある地方車だったりとか、ゆるーく決まった振り付けもないし、この場を楽しむみたいなすごいゆるいチームが高知のチームは結構あるイメージがあって、そこは県外チームとの差かなと思ってます。
あと、よさこいはやっぱり他のお祭りに比べて結構、自由度が高いところが魅力かなと思っていて、曲とかもアレンジが自由ですし衣装も決まったものがなくて本当に高知らしい、この”誰でも来いや”っていう感じの寛容なルールが魅力だと思ってます。
よさこいを県外の方にPRするとしたら爆音と熱気と笑顔ですかね!
とても気力が入ってくるみたいな感じがするし、あとは人情かなって思います。あったかみがあるというか、人の優しさに触れられる瞬間があるのかなと思っています。
だから、わたしのこうち is よさこい です!
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